気付けば後悔しない犬のがん

飼っていた犬を犬のがんで亡くしたことがあるのですが、その時に予防の大切さを身をもって知りました。
6歳のメスでした。
ハスキーと雑種の間に生まれた大型で食欲が旺盛で、値の張る犬用のケーキを目の前に置いたら、ガブリっと一口で平らげるのです。
元気な子でした。
初めて異変に気がついたのは、散歩にいった時です。
妙に元気がありません。疲れている様子も感じられました。
犬でも鬱になるのかと、妻に話したのを覚えています。
元気がないのは分かっていましたが、診察に連れて行けるほど生活は楽ではなったので、そのまま様子を見ることにしました。
暫くして徐々に腹部が盛り上がっていき、漸く事の重大さに気がついたのです。
腹水が溜まっているのです。
慌てて獣医の下に連れて行きました。
すると、触診してがんの疑いが強いと言われたのです。
がんとすると末期で手立てはないそうです。
その後間もなく失い、そこから苦痛が増しました。
なぜもっと早く診察しなかったのか、申し訳なさと悔やむ気持ちがどっと襲ってくるのです。
その度に、診察を終えた獣医が残念そうにつぶやいているのを思い出します。
「大型は我慢しちゃんですよ。気付いて上げたかったですね」
最初に診察しても助からなかったかもしれません。ですが、後悔をすることはなかっただろうと話されました。